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10月, 2016の投稿を表示しています

インプレッサG4(GJ型)の1日試乗レビュー

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今月にモデルチェンジがされるインプレッサですが、その前にタイムズレンタカーでレンタルして、走りを味わってみることにしました。 エンジンは水平対向4気筒1599ccのDOHCで、最高出力は115PSの15.1kg・m タイアはグッドイヤーのExcellenceで195/65R15 フロントのデザインはヘキサゴングリルを基調としていて、スバルらしく筋肉質でいいと思います。 しかしリアはあまり考えて作られていないような気も…… モデルチェンジした新型では、リアデザインがかなり良くなっていたので 今までの反省はしっかり生きているんでしょうね。 内装については最下位グレードということもあって、かなり簡素で味気ないものでした。 シートもスバルにしては珍しく、沈み込む系で、ホールド性はあまり良くなかったです。 最近はCセグメントも大型化していて、このインプも3ナンバーなので リアシートの居住性やトランクの容量も大きく、使い勝手はいいと思います。 走り出してみると、やはり1.6Lエンジンは力不足かもしれないと思わされます。 また、CVTもダイレクト感があっていいのですが、下位グレードともあってパドルシフトはついておらず、シフトノブのマニュアルモードすらないという状況。 (エンブレのかかるLレンジのみ) 下位グレードとはいえ「インプレッサ」を名乗る車ですので、もうちょっと運転の喜びみたいな要素を入れてくれてもよかったのではないのかなと。 そしてハンドリングについてですが、これはさすがというほかはないですね 代々受け継がれている高いボディ剛性、そしてダブルウィッシュボーンサスペンションによる接地感の高い後輪のため、15インチタイアとは思えない操舵性能の高さです。 それでいてサスペンションはしっかりとストロークし、余計な突き上げやゴツゴツした振動もなく、快適にクルージングができます。 高速スタビリティも非常に高く、高速道路を走行していてもかなりのフラットライド 私が自分で所有しているWRX STIに結構肉薄しているスタビリティは本当に驚きです。 そして意外だったのは後席の乗り心地の良さ。 ノッチバックスタイル(荷室とキャビンが独立したスタイルの車)であるため 後輪からのざわざわとした騒音は抑えられており

さようなら、盛岡バスセンター

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去る2016年9月30日、盛岡バスセンターが営業終了しましたので、その最終営業日の様子についてレポートしていきます。 盛岡バスセンターは1960年に日本で初めての複数バス事業者が乗り入れるバスセンターとして開業、最盛期には食堂や喫茶店、理髪店がテナントとして入っており、屋上にはちょっとした遊園地があるなど、デパートのような感じだったそうです。 個人的なことを言うと、高校や大学生時代は仙台行きの高速バスの始発がバスセンターだったこともあり、窓側の席を確保するためにわざわざ盛岡駅よりも遠いバスセンターから乗っていたこともありました。 またYouTubeに投稿している動画「岩手県交通バスの旅」ではしばしば登場する要衝でもありました。 さらに古くは、小学校くらいの時に祖母に連れられ、出かけた際にここに立ち寄った記憶もかすかに残っています。 近年では昭和レトロを残す貴重な建物として存在が注目されることもありましたが、利用者の減少、バスの大型化による構内の狭さ、建物の老朽化などで2016年9月30日をもって閉鎖、年内に取り壊されることになりました。 というわけで最終日に馳せ参じたわけですが、報道関係者はいわるわ、バス好きのその筋の人っぽい人もいるわ、一般人もいるわで結構な混雑でした。 私の後輩は地元のテレビ局に2回もインタビューを受けていましたが、両方とも使われなかったようです。 最終便の発車時には蛍の光が流され、いつもは18時で終了する構内放送も特別に行われており、感極まって涙する人もちらほらと見受けられました。 まだ24歳なのに、どんどん思い出の場所がなくなるなぁと、なんだか寂しい思いに襲われております。 最終便発車の様子はYouTubeにあげておりますので、ご覧くださいませ⇩ https://www.youtube.com/watch?v=PxcmlYDNrF8

スバルレヴォーグSTI Sportsに試乗しました! これはマツダ車、ドイツ車を凌駕している!

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先日我が愛車であるWRX STI君が6ヶ月点検を迎えたので、岩手スバルのディーラーに行ったところ、レヴォーグのSTI Sportsの試乗車を発見! 人気だったので難しいかと思いましたが、ディーラーの方に懇願してなんとか乗せていただきました。 まず見た目なんですが、STIのエンブレムやメッキ調のバンパー、さらには専用の鍛造ホイールなど、一目で最上級グレードであるSTIスポーツであるとわかります。 もともとスバルらしい筋肉質で良いデザインだとは思いますが、それにより磨きがかかっている印象ですね。 そして内装ですが、これが素晴らしい!! シートはボルドーを基調とした配色で、ハンドルやセンターコンソール、シフトノブにもボルドーのステッチが入っています。 正直今までのスバル車はマツダにはインテリアで負けているところがあったと思いますが、もうこのグレードに限って言えば、こっちの方が上のようにすら感じてしまいます! シートのホールド性も大変良く、これまでのレヴォーグからの改善点が生かされていると思います。 そして走りですが、ちょっとこれは驚きを通り越してカルチャーショックですね。 良い。良すぎる。 コツコツとした突き上げ感は殆どなく、姿勢はかなりフラットを保ちつつ、路面を舐めるように滑らかにスイスイ進んでいきます。 ハンドルを曲げるとあまりロールはせず、タイムラグもなく、きびきびとコーナーを抜けていきます。 ワゴンボディのためか、後ろから聞こえて来るざわざわとしたロードノイズがほんのすこしだけ気になりますが、許容範囲だと思います。 まるでフォルクスワーゲンや BMWの上位グレードに乗っているような、いや質感としてはそれ以上のドライバビリティを感じます。 スポーツヴァージョンだからといって乗り心地を犠牲にする時代は、もう終わりなのです。 マクラーレン570Sやポルシェ911もどんどん乗り心地が良くなってきている(らしい) 日本のスポーツカーも新たな段階に来ているのだなぁと強く実感。 STIはただ単にスパルタンに走りを追い求めるだけではなく「上質な速さ」も追求していくのだという姿勢が見えてきました。 このSTI Sportsというブランド、BMWのMやメルセデスのAMG、あるいは

YouTube動画アップロードのお知らせ 新型パッソレビュー

YouTubeに動画をアップしました。 新型パッソレビュー 驚異的なコストパフォーマンスを誇るパッソですが、個人的にはもう少しお金を出して、ヴィッツやスイフトを購入する方がいいのかなぁと思います……